『ロジャー&ミー 特別版』DVD

ゲオにあった。

書籍「7つの習慣 原則リーダシップ」にでてきた。

本の中に「うさぎをこん棒で殴る女」で文中にでていた。

初めはロジャーという漫画に出てくるのかと思った。

大間違いだった。

本当に映画では生活のために食肉を得るためにウサギを殺すシーンがあった。

 

 

 

『ボーリング・フォー・コロンバイン』でしられるドキュメント映画監督のマイケル・ムーア監督の記念すべき初の商業映画だった。

1989年、脚本、監督はマイケル・ムーアだった。

ロジャーは自動車メーカーの会長で監督自ら街の窮状を見てもらいに会いに行くというストーリーです。

米国のフリントという町は 巨大自動車会社ジェネラルモーターの創業の地で、大量の雇用の解雇、工場の移転で町がどんどんさびれていってしまう。

クリスマスの日でも、家賃をはらえない小さな子供たちをかかえた家族なども警察に追い出されてしまう。

何十年住んでいても追い出されてしまう。

マイケル監督は、町がたてなおるよう自動車メーカー会長に会おうとするがあえない。

社会問題を扱う世界でもしられる名監督の社会デビュー作が地元を何とか良くかえたいという切望、または正義心であったは、私は知らなかった。

マイケル監督の社会の底辺層をみる視点は共感ができる。

画面は華やかなシーンと取り立ての暗いシーンと編集なども皮肉な効果がある。

 

少し古い映画でサイズも画像も悪いが作品の価値は大きいと思う。

社会の欠陥を米国民にしらしめた良かったとおもう。

その後の作品もおもしろい。

マイケル・ムーア作品の原点は見逃せない。

 

プライムでもあったが有料でゲオが安かったのでDVDで鑑賞した。

特別版DVDだとその後の撮影の模様など監督のトークが映像に添えられていた。

偶然うさぎのシーンは取れたとおっしゃっていた。

 

★5