ストラトフォード・アポン・エーボンの町の川にしっくな劇場があった。
ロイヤル・シェークスピア劇場なる建物だった。
時間は交差するが夜、シェイクスピアのゆかりの地を巡ってJTBの旅物語は夜食を用意してくれた。
目の前に劇場があって今晩イベントがあることが分かったので食事をけってシェークスピア劇を見ることにした。
シェークスピアゆかりの地、生誕の地を見学した。
毎晩、ニューヨークではミュージカルを見ていたのでここで見逃す手はない。
当時。1932年に作られたロイヤル・シェークスピア劇場は確か東京の上野の文化センターに似た質実剛健なオーソドックスな劇場だった。
https://www.ajbuildingslibrary.co.uk/projects/display/id/2881
RSC(ロイヤル・シェークスピア・カンパニー)の『じゃじゃ馬ならし』のチケットをゲットし見ることができた。
観客席は中学生らしい子供たちで満席になっていた。
多分、1人だから席が取れたのだと思う。
1880年近辺の古い衣装で笑いの中、オーソドックスな英語の劇だった。
これを調べているうちに2018年に建物がモダンになっていた。
RSC のホームページから
https://www.rsc.org.uk/your-visit/royal-shakespeare-theatre
劇が終わると川岸にとめてあった8台くらいの大型のバスに子供たちは散ってのっていった。
対話型の劇の教育は良いと思う。
昨今、携帯で会話する機会が増えているが劇を幼い時から教育で使われているのは英国のすごいところだと思った。
もっともっと日本も劇ふうの教育を取り入れたらおもしろいかもしれない。
BBCなどでみる英国の国会の議員の流ちょうなやり取りもシーザー、マクベス、リチャード3世など見て育ったのが生きているかもしれい。
今そのようなことをまだ教育で入れているかは全く知らないが、当時の英国の子は全英からシェークスピアをみてるようだ。
シェイクスピアは恋愛ものから悲劇、喜劇、人生訓など幅広く奥深い。
チャイコフスキーなどのクラシックなど曲をつくっている。
黒澤明監督の作品などにもモチーフに使っていたりする。
後で英会話スクールのノバであったロンドン郊外にすんでいるおばさんとRSCのことを話したことがあった。
ロンドンにはグローブ座というRSCの古い時代に似せた舞台がある。
有名俳優のでる夜のチケットはロンドン子でも取るのが難しい。
最近、蜷川幸雄亡き、埼玉の彩の国の劇場ではRSCの指導でシェークスピアをやるらしい。
私は何年か前にRSCのオセロを東京公演で見ることができた。
最近はYouTubeで「RSC」と引くと映像が見られる。
https://www.youtube.com/user/theRSC
東京にもグローブ座はある。
新宿駅と大久保の間にある。
最近はアイドルの公演とかに使っているようです。