『Sound Breaking①』(レコードプロデューサー)

WOWOWで音楽のレコーディングについての特集ドキュメント番組があった。

ビートルズのプロデューサーのジョージ・マーチンが監修とのことで興味深い特集だった。数々のプロデューサー、往年のスターの映像、記録、数多くのミュージックのライターのインタビューにより音楽の流れをたどっていた。また、最近の音楽シーンまで解るようになっていた。

番組は8話の構成だった。 

エルビス・プレスリービートルズの頃は、人材の発掘、サウンドをより大衆、ファンに満足いくようにしていた。

ビートルズがマーチンに会ったときにはまだ録音スタジオの使いかたを知らなかった。

最初は、マーチンは『イエスタデイ』『エリナー・リグビー』に弦楽器、ストリングスのアレンジをした。

スタジオを舞台としたビートルズの斬新な音楽創造は後のいくつかの話の基盤になる。

ジョージ・マーチンは音楽の知識、外交力が必要と語っている。

4トラック時代、フィル・スペクター(プロデューサー)は、数々のスターに音にこだわった創作をしている。

スタジオを最大限使って、多くの楽器、歌手の歌の演奏をのかさねたりして作っていった。

また、アーティストが自分の音を作るのに自分自身がプロデューサーになるアーティストもいた。

スライ・ストーンは自分でいくつかの楽器を演奏して重ねて音をとった。彼のファンクの独自のサウンドを作った。

ミュージシャンが自分達でつくる流れは現代のラップサウンドに引き継がれている。

現代のラップではプロデューサーはドラムマシン、サンプリング、音楽のデジタルを使う。三百以上のトラックを使って音楽を創造している人やシンプルにこだわる人もいた。

リック・ルービンはRUND.M.C ,メタリカ、レッド・ホット・チリペッパーなとをプロデュースしていた。

 

当時の映像、今の証言映像は価値がある。

星5