『Sound Breaking②(マルチトラック・レコーディング)

WOWOWでジョージ・マーチンが監修したドキュメントを放映していた。

興味深かったのでそれを、再度見てまとめておく。

副題は(マルチトラック・レコーディング)だが英語だとエピソード2は PAINTING WITH SOUNDだった。

昔は、生演奏で音を吹き込んでプラスチックの円盤に刻みを入れていた。

磁気テープの出現で音を重ねてとることが可能となった。

ギタリストのレス・ポールはボーカルのメリー・フォードの歌を音程をかえて録音して重ねて曲にしていた。

ジェフ・ベックエリック・クラプトンは彼の音楽に影響を受けた。

1950年代、ジョージ・マーチンはビートルズアビーロードスタジオに来たときは円盤の録音器しかなかった。

新しいフォーマットの磁気テープは切り貼り、オーバーダビング、4トラックの録音を可能にした。

1966年頃からビートルズサウンドはライヴからスタジオの演奏に変わっていく。『レイン』はそんなスピードを変えたりした作品だった。

ボストンの『宇宙の彼方へ』

一人でほとんどの楽器を演奏し、地下の自宅スタジオで作成する。

4トラックから8トラック、16トラック、24トラックとスタジオも進化する。パソコン、ソフトウェアの進化で今はスタジオから自宅で無限のマルチトラックで音楽を作れる。 

 

フリーウッド・マック

ダビング、スタジオ活動で凝りすぎて失敗した例としてインタビュー。

パソコンの無料ソフトでマルチトラックで音楽作成する時代になった。

 

ユーリーズミックス

1982年ごろ自宅で音楽を作れる例。

 

チューン・ヤーズ(メリル・ガーバス)

ループマシンのエフェクターでライヴステージで生音をオーバーダビング、ループさせ、バンドで合わせていく。